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岐阜県内各地の高校で1日、卒業式があった。岐阜市福富の聖マリア女学院高校では、体育館での式に約700人が参加し、卒業生84人の門出を祝った。
ハンドベル演奏や「仰げば尊し」の合唱などがあり、送辞で生徒会長の山田奈乃羽さん(2年)が「卒業は終わりではなく新たな旅の始まり。輝かしい未来を切り開いていけると信じています」とエールを送った。
式辞に立った信条希望校長は「仲間と共に笑い合い、励まし合い、時には涙を流しながら学んできました。よく頑張ってこられました。本当に誇りに思います。ありがとう」と語りかけた。
締めくくりに卒業生たちはロウソクを手に「学燈(がくとう)」と呼ぶキャンドルサービスに臨み、在校生や保護者らに見送られて会場を後にした。